現物取引とは│初心者でもわかる仮想通貨スポット取引

現物取引とは

現物取引(スポット取引)とは、仮想通貨の売り手と買い手が決められた価格で直接取引を行うことを指します。多くの仮想通貨取引では、価格の基準としてステーブルコインのテザー(USDT)が使用されており、BTC/USDTやETH/USDTといった取引ペアが一般的でしょう。

つまり、通常はUSDTを使ってBTCを購入したり、逆にBTCを売却してUSDTを手に入れたりするわけです。先物取引やレバレッジ取引とは異なり、その場で取引が即座に成立するため「現物取引」と呼ばれています。

現物取引が必要な理由

現物取引には以下のような優れた特徴があります:

利便性とスピード

法定通貨を経由せずに、保有している仮想通貨を直接別の仮想通貨と交換できるため、手続きが簡単で迅速な取引が可能となります。

コスト効率の良さ

例えば、BTCを保有していてETHを購入したい場合、BTC/ETHの現物取引ペアを使えば一回の手数料のみで交換が完了します。複数回の取引手数料を支払う必要がありません。

プライバシー保護

匿名性が高く、暗号化された資産を安全に交換できるという重要な特性も備えています。

MEXCで現物取引を始める5つのステップ

Step1:取引画面へのアクセス

MEXCのWebサイトにログイン後、上部メニューバーの「取引」から「現物取引」を選択して、専用の取引画面に移動してください。

 Step2.現物取引画面の紹介

Step2:現物取引の画面

現物取引の画面

取引画面には以下の重要な要素が配置されています。

  • (1)24時間の取引高
  • (2)注文板(購入)
  • (3)注文板(売却)
  • (4)ローソク足チャートとテクニカルインジケーター
  • (5)取引タイプ:現物取引/レバレッジETF取引/信用取引/先物取引/OTC
  • (6)注文の種類:指値注文/成行注文/トリガー注文
  •          指値注文は、指定した価格で暗号資産を売買できる注文タイプのことを指します。
             成行注文は、リアルタイムの市場価格で暗号資産を売買できます。
             トリガー注文は、トリガー価格に達したときに設定した注文が自動的に発注される注文タイプです。
  • (7)暗号資産を購入
  • (8)暗号資産を売却
  • (9)取引ペア
  • (10)全取引履歴
  • (11)指値注文/トリガー注文/注文履歴

Step3:現物アカウントへの資金準備

現物取引を開始するには、まず現物アカウントに仮想通貨を用意する必要があります。資金調達の方法は複数用意されています:

  • 外部ウォレットからの入金:他の取引所やウォレットから直接現物アカウントに送金
  • P2P取引の利用:上部メニューの「OTC取引」から法定通貨で購入し、法定通貨アカウントから現物アカウントへ振替

Step4:仮想通貨の購入手順

デフォルトでは指値注文が選択されています。より素早く取引したい場合は成行注文への切り替えが可能です。

指値注文の例:BTC/USDTの現在価格が61,000ドルの場合、60,000ドルで0.1BTCを購入したい時は指値注文を設定します。市場価格が設定価格に達すると自動的に注文が実行され、現物アカウントに0.1BTC(手数料差し引き後)が反映されるでしょう。

BTCを即座に現金化したい場合は成行注文を選択してください。売却数量0.1を入力すれば、取引は瞬時に完了します。市場価格が63,000USDTの場合、現物アカウントには約6,300USDT(手数料差し引き後)が入金されることになります。

仮想通貨の購入手順

Step5:仮想通貨の売却手順

BTCを即座に現金化したい場合は成行注文を選択してください。売却数量0.1を入力すれば、取引は瞬時に完了します。市場価格が63,000USDTの場合、現物アカウントには約6,300USDT(手数料差し引き後)が入金されることになります。

仮想通貨の売却手順

まとめ

MEXC現物市場では、USDTを基軸通貨として様々な仮想通貨との取引が行えます。現物取引に加えて、MEXCは先物取引レバレッジETF取引信用取引など多彩な金融商品も提供しているため、投資戦略に応じて使い分けることが可能でしょう。

各商品の詳細については、関連記事もぜひご参照ください。

MEXCに参加して今日から取引を始めましょう