【6/20-6/24】MEXC週刊・暗号資産速報:重要な​​​​​​​​公開投資ラウンド11.78億ドル。Euler FinanceのガバナンストークンEULのエアドロップを開始

MEXC Researchの統計によると、2022年6月20日から6月24日時点まで、暗号資産業界では13件の重要な公開投資ラウンドが発生し、その資金調達額は11.51億ドルに達しました。このうち、Metaverse & NFT & GameFiセクターは1.71億ドル、DeFiとWeb3セクターは8.23億ドル、インフラ整備セクターは1.57億ドル、ブロックチェーンセクターは0.27億ドルの投資ラウンドで終了しております。

先週注目すべき重要なニュース

①分散型デリバティブ取引所dYdXがCosmosのエコシステムに移行するを発表したことです。

②レンディングプロトコルEuler FinanceがガバナンストークンEULのエアドロップを開始し、MEXCに上場後、最高収益率が880%を記録したことです。

I. Metaverse&NFT&GameFi

1. 暗号資産玩具・ゲームNFTプラットフォーム「Cryptoys」、a16zが主導する投資ラウンドで2300万ドルを調達

2012年6月24日、暗号資産玩具とゲームのNFTプラットフォームであるCryptoysは、a16zが主導し、Mattel、Dapper Labsなどが参加した2300万ドルのシリーズAラウンドを終了し、Cryptoysプラットフォームの開発に使用されます。 CryptoysはOnChain Studiosの玩具のNFTマーケットプレイスで、今後数ヶ月のうちにFlowブロックチェーン上で上場する予定となっています。 以前のニュースでは、OnChain Studiosは昨年10月にa16zが主導する750万ドルのシードラウンドを終了していました。

2.  バーチャルIP企業Brave group IncがDawn Capitalの参加により1800万ドルの投資ラウンドを完了

6月23日、 日本のバーチャルIP企業であるBrave group Inc.は、Dawn Capitalや大阪ガスなどが参加するシリーズCラウンドで1800万ドルを調達しました。Braveは、今回の資金調達により、メタバースマーケティングソリューションサービスの拡大、事業強化とグローバル展開、「Braveエンジン」製品の追加開発など新規事業の展開、経営体制の強化に取り組んでいきます。

3.  SolanaのNFTマーケットプレイス Magic EdenがElectric Capital主導で1.3億ドルの投資ラウンドを完了

SolanaのNFTマーケットプレイスであるMagic Edenは、Electric CapitalとGreylockが共同主導する16億ドルの評価額で1億3000万ドルのシリーズBラウンドの資金調達を完了し、Magic Edenはこれを一次市場と二次市場の拡大およびマルチチェーンの機会探求に使う予定であることを発表しました。 これまでにも、Magic Edenは3月にSequoia Capital、Paradigm、Greylockなどを引受先とする2700万ドルの資金調達ラウンドを終了しています。

II. DeFi & Web 3

1.  暗号資産マーケットメイキングのSystem 9、Capital6 Eagle(C6E)が主導する570万ドルの投資ラウンドを完了

2012年6月24日、暗号資産のマーケットメイキングを行うSystem 9 Incは、570万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを完了したことを発表しました。Capital6 Eagle (C6E) が主導し、C2 Ventures、Gate Venturesなどが参加しました。 今回の資金調達は、独自のマーケットメイキングを支えるテクノロジー、インフラと事業運営のさらなる拡大、およびサービスの拡充に充当される予定です。 System 9は、トークン発行者や暗号資産取引所に対して、ソフトウェアベースの取引サービスを提供する暗号資産のマーケットメイキング企業であると言われています。

2.  決済会社SumUpがBain Capital Tech Opportunities主導の6.24億ドルの投資ラウンドを完了

6月23日、ロンドンの決済会社SumUpは、Bain Capital Tech Opportunitiesが主導し、ブラックロック、btov Partnersなどが参加した評価額85億ドル、6.24億ドルの資金調達ラウンドを終了したと発表しました。 この資金は、買収、雇用の拡大、より有機的な製品開発などに充当される予定です。 SumUpは、同社と同じ事業領域にあるSquareが暗号資産決済会社に変身したことで、中小企業向けの統合的なフィンテックサービスを提供する企業として位置づけられていると言われています。

3.  暗号資産投資プラットフォーム「Finhay」がOpenspace Venturesを中心とした2500万ドルの投資ラウンドを終了

6月23日、ベトナムの暗号資産投資プラットフォームFinhayは、Openspace VenturesとVIGが主導し、Insignia、TVSなどが参加した2500万ドルのシリーズB投資ラウンドを完了したと発表しました。 新資金は、技術開発、人材獲得、戦略的事業拡大への投資に充当される予定です。2017年に設立されたFinhayは、オンライン取引、フィンテック、暗号資産、ブロックチェーン、決済などの既存事業で暗号資産金融サービスを提供するベトナムの認可証券会社およびオンライン投資プラットフォームとされています。

4.  暗号資産プラットフォーム「FalconX」がGIC主導の1.5億ドルの投資ラウンドを終了

6月22日、機関投資家向けの暗号資産プラットフォームのFalconXは、シンガポールの政府系ファンドGICとスイスの投資会社B Capitalが主導し、Thoma Bravo、Wellington Managementなどが参加して、評価額80億ドルで1.5億万ドルのシリーズDラウンドの資金調達を完了させました。 この資金で人材採用を推進します。 2021年8月のシリーズC資金調達後の評価額は37.5億ドルで、今回のベンチャーキャピタルのラウンドでFalconXの価値は2倍以上となりました。

5.  Web3教育プラットフォーム「Neol」がKyu Collective主導の520万ドルの投資ラウンドを終了

6月21日、 Web3教育プラットフォームのNeolは、Kyu CollectiveとGlobal Venturesが主導し、DoorDash、LearnStartなどが参加した520万ドルのシードラウンドを完了しました。 資金使途は、Web3人材育成と寄付キャンペーンです。 Neolはロンドンに拠点を置く企業で、教育の発展を可能にする学術コミュニティの構築を目的としたオンライントレーニングプログラムを運営し、コミュニティのメンバーは自分のグループを作り、Neolトークンを作成することができると言われています。

6.  多通貨の無期限契約のIncrement、ParaFi Capitalが主導する156万ドルの投資ラウンドを完了

6月20日、 zkSync上の分散型為替無期限契約であるIncrementは、ParaFi Capitalが主導し、Delphi Digital、Dialecticなどが参加する156万ドルのシード資金調達ラウンドを完了したと発表しました。 incrementでは、取引エンジンとしてCurve V2のAMMを用いています。zkSync 2.0では、全世界の法定通貨レートのロングまたはショートに活用できる多通貨の無期限契約を作成します。

7.  DeFi プロトコル BackdがAdvanced Blockchain AGが主導する356万ドルの資金調達を完了

2012年6月20日、DeFiプロトコルBackdは、Advanced Blockchain AGが主導し、Spartan Group、Maven 11、Struck Cryptoなどが参加した356万ドルの投資ラウンドを終了したことを発表しました。 Backdは、リアクティブ流動性プールを展開することで、DeFiユーザーの資産の複合リターンを最大化すると報告されています。これは、Backdの収益集約流動性プールとオペレーションというプロトコルアーキテクチャを通じて、流動性を外部プロトコルに自動的に委任し、その後資産の効用と効率を改善するものです。

8.  NFT融資プラットフォーム「Astaria」がTrue Venturesの参加を得て800万ドルの資金調達を完了

NFT融資プラットフォームと流動性エンジンを提供するAstariaは、True Ventures、Arrington Capitalなどとともに800万ドルのシード資金調達ラウンドを終了しました。Astariaは、元SushiSwap CTOのJoseph Delong氏が設立し、NFTを担保にETHを借りられるプロトコルです。 Astariaの創業者でCEOのJustin Bram氏は、この資金調達ラウンドは現在の8人のチーム拡大のために使われると述べています。

III. インフラの整備

1.  暗号資産インフラ企業のPrime TrustがTraverse主導する1.07億ドルの投資ラウンドを完了

6月22日、 暗号資産インフラ企業のPrime Trustは、Samsung Next、Kraken Ventures、Seven Peaks Venturesの参加するシリーズBラウンドで1.07億ドルを調達したと発表しました。この資金はPrime Trustのチーム雇用とシステム追加に役立てられる予定です。 前回2021年7月には、金融インフラのPrimeTrustがMercato Partners主導で6400万ドルのシリーズAラウンドを完了しました。

2.  MachineFi Lab、Hashkey Capitalが参加する5,000万ドルの資金調達ラウンドを終了

6月20日、IoTeXの中核開発チームであるMachineFi Labは、Hashkey Capital、IOSGなどが参加する5000万ドルのシリーズAラウンドの資金調達を完了したと発表し、同社の共同設立者であるJung Sunは、これによりMachineFi Labチームが大幅に拡張されると述べています。

IV. ブロックチェーンファンド

1.  AC Capitalは、アーリーステージのWeb3プロジェクトにフォーカスした2番目の暗号資産ファンドとして2,000万ドルを調達

6月21日、 ブロックチェーンとフィンテックに特化した投資会社であるAC Capitalは、2つ目の暗号資産ファンドのために2000万ドルを調達しました。 本ファンドは、インフラ、GameFi、NFT、メタバース分野におけるアーリーステージのWeb3プロジェクトにフォーカスします。 AC Capitalは2020年に設立され、Metis、Derace、StarSharksなど100以上のブロックチェーンスタートアップに投資しています。

2.  暗号資産慈善コミュニティ財団のEndaomentがShine Capital主導で667万ドルの資金を調達

暗号資産慈善コミュニティ財団Endaomentとそれを支えるソフトウェア開発会社であるTechは、Shine Capitalが主導し、Coinbase Ventures、Coinbase Givingなどが参加した667万ドルの資金調達ラウンドを発表しています。 Endaomentは、大規模な暗号資産ネイティブの慈善寄付を可能にするために、初の暗号資産ネイティブのドナー・アドバイズド・ファンド(Donor Advised Fund)プラットフォームを提供する非課税コミュニティ財団と言われています。

先週注目すべき重要なニュース:

1. レンディングプロトコルEuler FinanceがガバナンストークンEULのエアドロップを開始しました。

コントラクトアドレスは 0xd9Fcd98c322942075A5C3860693e9f4f03AAE07b です。

トークン総量は27,182,818枚です。 コミュニティメンバーは、EULトークンで直接投票したり、投票権を他の代表者に委任して、エコシステムのガバナンスに参加することができます。MEXCに上場後、最高収益率が880%を記録したことです。

2. 分散型デリバティブ取引所「dYdX」がCosmosのエコシステムへの移行を発表しました。

6月23日、分散型デリバティブ取引所であるdYdXは、Cosmosエコシステムに移行し、Cosmos SDKをベースにカスタムアプリケーションチェーンを開発し、今後登場する予定のdYdX V4で移行を実装すると発表しました。 dYdXは現在、Starkwareが開発したETH Layer 2拡張ネットワークStarkExで動作し、Layer2上で動作する最大のアプリケーションとなっています。

MEXCグローバルについて

2018年4月に設立されたMEXCは、700万以上のユーザーを持つ暗号資産取引所で、現物、信用、先物、レバレッジETF、デリバティブ取引、ステーキングなどのサービスをワンストップでユーザーの皆様に提供しています。コアメンバーは国際的な企業や金融会社出身で、ブロックチェーンや金融業界では豊富な経験があります。

詳細については、ウェブサイト公式ブログをご覧ください。TwitterLINETelegramからも様々な情報を入手できますので、是非ご利用ください!

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