【6/27-7/1】MEXC週刊・暗号資産速報:資金調達額8億400万ドル、MFAM上場・最高上昇率2050%

MEXC Research によると、2022年6月27日から7月1日にかけて、Web3業界の18のプロジェクトが総額8億400万ドルを調達した。その中で、Metaverse、NFT、GameFiプロジェクトは5700万ドル、DeFiとWeb3プロジェクトは8900万ドル、インフラ系プロジェクトは12800万ドルの資金を調達し、ブロックチェーンファンドは53000万ドルの資金調達を完了した。

先週、MEXCに新たに上場したトークンは、MFAMWELLRBCRVLTISKZZです。その中で、MFAM(2,050%)、ISK(940%)、RVLT(400%)が最高上昇率トップ3を占めている。

I.Metaverse & NFT & GameFi

  1. Web3ゲームプラットフォームSoba、Lightspeed Venture Partners主導のもと1350万ドルを調達

6月29日 – コードレスツールを使ってユーザーがゲームを作成できるWeb3ゲームプラットフォームのSobaは、Lightspeed Venture Partners主導のもと、FTX Ventures、Cherry Venturesなどが参加した1350万ドルの資金調達ラウンドを終了したことを発表した。Sobaのビジョンは、ゲーム制作を通じて誰もが究極のクリエイティビティを表現できる、最も包括的な仮想世界を創造することである。このゲームの使命は、より多くのゲームプレイヤーにインスピレーションを与え、自らがクリエイターとなることを可能にすることだ。

  1. Web3ゲームスタートアップのProject Twelve(P12)、サイバーコネクト社ら参加

の資金調達ラウンドで800万ドルの調達

6月28日 – Web3ゲームスタートアップのProject Twelve (P12) は、MetaApp、CyberConnectなどの参加を得て、800万ドルの資金調達ラウンドを終了したことを発表した。この資金調達は、持続可能なWeb3ゲームのエコシステムを構築し、Genesis Soul-Bound NFTのエアドロップに使用される予定だ。Project Twelveは、ゲームに使用可能なメタバースコンテンツエンジン “Inra “を使用している。

  1. NFTメタバースゲーム「Mech.com」Shima Capital主導のもと、600万ドルを調達

6月28日、Digital Journalによると、NFTメタバースゲームのMech.comが、Shima Capitalを中心に、PolygonやMaster Venturesなどが参加した600万ドルのシードラウンドを終了したと発表。Mech.comは、プレイヤーが「Ores」を獲得し、ネイティブトークンのFORGEと交換できるマッチ3ゲームを開発しており、NFTとFORGEトークンが導入されるP2Eゲームも開発中。

  1. メタバースイベント企業RLTYがKima Ventures主導のもと423万ドルを調達

6月28日 – メタバースイベント会社のRLTYは、Kima Ventures、Blue Wire Capitalなどが参加した資金調達ラウンドにて、400万ユーロ(約423万ドル)を調達したと発表。RLTYは主に、ユーザーがメタバースでコンサートやフェスティバルの祭典、アートフェアなどの仮想スペースでの親睦会イベントを作るのを支援し、仮想空間、NFTとマネタイズソリューション、仮想世界のイベントデータ分析などを提供するとされている。また同社は、The Sandboxと提携し、コードレスな仮想イベント企画をユーザーに提供している。

  1. ブロックチェーンゲーム開発会社Ring Games、Animoca Brands主導のもと500万ドルを調達

6月28日 – ブロックチェーンゲーム開発のRing Gamesは、Animoca BrandsとPlanetariumが共同主導し、Defiance Capital、Play Venturesなどが参加した500万ドルの資金調達ラウンドを完了したことを発表。Ring Gamesは、ゲーム「King’s Raid」の元中心メンバーからなる開発者によって2019年に設立され、高性能アクションゲームの新作「Stella Fantasy」やその他のWeb3ゲームの開発に専念している。Stella Fantasyは現在、開発の最終段階に入っており、今年8月下旬のサービス開始を予定している。

II.DeFiとWeb3

  1. Web3メタバースプラットフォームMona、Protocol Labsが主導のもと、1460万ドルを調達

6月30日 – Web3メタバースプラットフォームのMonaは、Protocol Labs、Archetype、Collab+Currencyが共同主導し、Placeholder、OpenSea Venturesなどを含む他の投資家と共同で1460万ドルのシリーズAラウンドの資金調達を完了したことを発表。Monaは、3Dクリエイターのためのメタバースプラットフォームを構築するためのツール、システム、プロトコルを構築しており、クリエイターなら誰でも簡単かつ無料で高品質な仮想世界を構築し、NFTとして販売できるように設計されている。

  1. Web3 Crypto App Store のMagic SquareがBinance Labsを筆頭に300万ドルを調達

7月1日 – Web3マルチチェーン暗号アプリストアMagic Squareは、Binance LabsとRepublicが共同主導し、KuCoin Labs、GSR、その他のエンジェル投資家が参加したシードラウンドで、300万ドルの資金調達を完了。Magic Squareは、ユーザーが様々なdApps、CeFiとDeFi、NFT、ゲームなどを発見し、体験することができるWeb3ソリューション。Magic Squareのパブリックベータ版は、近日中に事前登録ユーザーに公開される予定。

  1. Web3天気予報ネットワークWeatherXMがPlaceholder VC主導のもと、500万ドルを調達

6月30日 – Web3天気ネットワークWeatherXMは、Placeholder VCが主導し、Metaplanet、ConsenSys Meshなどが参加した500万ドルのシードラウンドを終了した。Weather XM は、暗号資産インセンティブを使用して予測精度を向上させる気象ネットワークで、このプロジェクトは現在ベータ版となっている。トークン報酬は現在Polygonテストネットワークにあり、メインネットワークのローンチを準備中である。

  1. 分散型アイデンティティ・プラットフォームTrinsic、Georgian主導のもと850万ドルを調達

6月29日 – 分散型IDプラットフォームのTrinsicは、Georgianが主導し、Osage Venture Partners、Forward VCなどが参加した850万ドルのシード資金調達ラウンドを終了したことを発表。この資金調達は、分散型アイデンティティーの分野では、これまでで最大のシードラウンドになると言われている。

  1. Web3ネットワークPeaq、Fundamental Labs主導のもと600万ドルを調達

6月28日-SubstrateベースのWeb3 IoT経済ネットワークPeaqは、Fundamental Labsが主導し、HashKey Capital、GSR Markets、Cypher Capitalなどが参加した600万ドルのシード資金調達ラウンドを終了したことを発表。この資金調達は、Peaqネットワークの継続的な拡大をサポートするために使用され、個人または組織が媒体、ボット、デバイスの分散型アプリケーション(dApps)を構築、管理、収益を得ることができるようになる。

  1. ブロックチェーン企業R Labsが、AGF主導のもと、500万ドルの資金調達を実施

6月28日 – ブロックチェーンベースのフィンテック企業であるR Labsは、ソフトバンク、AGF、Prodegeなどが共同で主導する500万ドルのプレシードラウンドを完了したと発表。R Labsは、Web3におけるソーシャル・インパクト・エコシステムの構築を目指す。 同社は、メンタルヘルス、インクルージョン、サステナビリティ、教育、ホリスティック・エンターテインメントの5分野に焦点を当てた目的別NFTプログラムを今夏以降に開始する予定である。

  1. Zero Trust Network Access・solutionのCyoloが、National Grid Partners主導のもと6000万ドルを調達

6月28日 – Zero Trust Network Access・solutionのCyoloは、National Grid Partnersが主導し、Glilot Capital PartnersやMerlin Venturesなどが参加した6000万ドルのシリーズBラウンドの資金調達を完了したことを発表。Cyoloの次世代Zero Trust Network Access・solution(ZTNA 2.0)は、インフラ分野の企業向けに最も安全で柔軟なIDベースのアクセスソリューションを提供し、複数のITおよびOT環境にわたってデジタル資産を繋げると言われていまる。

  1. Web3認証のDynamicが、a16z主導のもと750万ドルの資金調達を実施

6月28日 – 開発者向けのWeb3認証・認可ツールを構築する新興企業Dynamicが、Andreessen Horowitz(a16z)主導で、Castle Island VenturesやSolana Venturesなどが参加したシードラウンドで750万ドルを調達した。昨年12月に設立されたDynamic社のプラットフォームは、クローズドベータ版として公開されており、今年後半には本格的に利用可能になる予定。

Ⅲ.インフラ

  1. EthereumスケーリングプロジェクトAltLayer、Polychain Capital主導のもと720万ドルの資金調達を実施

7月1日 – EthereumスケーリングプロジェクトであるAltLayerは、Polychain Capital、Jump Crypto、Breyer Capitalが共同で主導する720万ドルの資金調達ラウンドを終了した。このラウンドには、Etherの共同創設者でありPolkaの創設者でもあるGavin Wood氏らが参加した。AltLayerの特徴は、アプリケーション特化型チェーン、個々のアプリケーション向けにカスタマイズされたブロックチェーンである。イーサリアムなどのブロックチェーン上に構築するのではなく、アプリケーション開発者はAltLayerのようなプラットフォームを通じて、独自のブロックチェーンを一から構築する。

  1. 分散型データストレージソリューションのKyve Network、Distributed Global主導のもと900万ドルの資金調達を実施

6月30日 – 分散型データストレージソリューションのKyve Networkは、Distributed Globalが主導し、Huobi IncubatorやMEXCなどが参加した900万ドルの資金調達ラウンドを終了した。Kyveは、分散型自律組織(DAO)として運営されており、プロバイダーがブロックチェーンのデータストリームを標準化、検証、永久保存できるようにするためのプロトコルである。同社は、追加のブロックチェーンネットワークのサポートを構築し、メインネットワークの立ち上げに備える予定。

  1. Layer1 Blockchain Lineraは、a16z主導のもと600万ドルを調達

6月29日 – Layer1ブロックチェーンLineraは、a16zが主導のもと、cygni Capital、Kima Ventures、Tribe Capitalなどが参加したシードラウンドにて、600万ドルを調達。Lineraはこの資金をエンジニアやチームメンバーの雇用に充て、プロトコルを構築する予定。遅延の少なさ、線形スケーラビリティなどの特徴を持つLineraブロックチェーンは、シャードまたは個々のスレッドで構成され、ネットワーク効率を改善するためにばりデータを追加し、ほとんどのアカウントベースの操作をコンマ数秒で確認できるようになる。

  1. デジタル資産インフラ企業のPolySignCowen Digitalが参加する資金調達ラウンドにて5300万ドルを調達

6月28日 – デジタル資産インフラ企業であるPolySignは、Cowen Digital、 Brevan Howard、 GSR Marketsなどが参加する5300万ドルのシリーズCラウンドにて資金調達を完了した。PolySignは、子会社のStandard Custody & Trust Companyを通じて投資家に機関投資家レベルのインフラを提供し、PolySignが最近買収したMG Stoverを通じて資金運用を提供している。

  1. 暗号データ会社Kaiko、Eight Roads主導のもと5300万ドルを資金調達

6月28日 – 暗号データ会社のKaikoは、Fidelityのベンチャーキャピタル部門Eight Roadsが主導し、フランスのベンチャーキャピタルであるRevaiaと投資家Underscoreなどが参加した5300万ドルのシリーズBラウンドの資金調達が完了したと発表。パリに拠点を置くKaikoは、2017年に暗号資産データの提供を開始し、現在CoinShares、Paxos、Messariをクライアントとして抱えている。

Ⅳ.ブロックチェーン・ファンド

  1. Bertelsmann India Investments、Web3などの技術分野に特化した新ファンドとして5億ドルの資金調達を完了

6月28日 – Bertelsmannが所有するベンチャーキャピタルであるBertelsmann India Investmentsは、インド市場に焦点を当てた新しいファンドの立ち上げを発表し、5億ドルの資金調達ラウンドを完了。このファンドは、Web3やディープテックなどの技術に焦点を当て、インドに追加のオフィスを開設する予定。

  1. Layer Three Ventures、3000万ドルのWeb3投資ファンドを立ち上げ

6月27日 – Web3ベンチャーキャピタルファンドのLayer Three Venturesは、次世代の有望なWeb3スタートアップの発掘、支援、立ち上げ、資金調達を目的とした3000万ドルのWeb3暗号投資ファンドとアクセラレータプログラムの立ち上げを発表。このファンドは、Near Nordic、Klint、Growth Secretsと戦略的およびエコシステム上のパートナーシップを形成し、12週間のアクセラレータープログラムを2回実施し、最初のアクセラレーターコホートは2022年12月末に完了する予定。

先週MEXCに新規上場した銘柄

  1. Moonwell Apollo (MFAM)Moonwell Artemis (WELL)

Moonwellは、MoonbeamとMoonriverをベースに構築された、オープンなDeFiプロトコル。Moonwellの最初の展開であるMoonwell Apollo (MFAM)は、KusamaのMoonriverネットワークに配備された。MEXCに上場後、MFAMの最高上昇率は2050%に達した。

Moonwell Artemis (WELL)は、Moonwellの第二弾としてPolkadotのMoonbeamネットワークで稼働しています。MEXCに上場した後、WELLの最高上昇率は194%に達しました。

  1. Rubic (RBC)

Rubic (RBC)はクロスチェーン・スワップ・アグリゲーターで、ユーザーはワンクリックで12のブロックチェーン上の15000以上の資産と両替することができる。MEXCに上場後、RBCの最高上昇率は125%に達した。

  1. Revolt 2 Earn (RVLT)

Revolt 2 Earn (RVLT) は、Cult DAOで2番目に流動性がある取引可能なトークンである。RVLTを取引することで、DAOの貯蓄を満たし、分散型技術への投資に資金を提供することで、プロトコルに貢献する。これは、すべてのRVLT取引にかかる0.4%の徴収によって達成され、貯蓄に直接回される。MEXCに上場した後、RVLTの最高上昇率は400%に達した。

  1. Interstellar Kredit (ISK)

Interstellar Kredit(ISK)はゲーム内通貨で、ゲーム内の探索や戦闘に必要な物資やアップグレードをするために使用される。Interstellar Kreditの名称は、ゲームの舞台が宇宙であることに由来している。MEXCに上場後、ISKの最高上昇率は940%に達した。

  1. ZigZag (ZZ)

ZigZag (ZZ)は、ZK Rollupsをベースにした、信頼性が高く、安全かつ低コストの分散型取引所である。MEXCに上場した後、ZZの最高上昇率は167%に達した。

MEXCグローバルについて

2018年4月に設立されたMEXCは、700万以上のユーザーを持つ暗号資産取引所で、現物、信用、先物、レバレッジETF、デリバティブ取引、ステーキングなどのサービスをワンストップでユーザーの皆様に提供しています。コアメンバーは国際的な企業や金融会社出身で、ブロックチェーンや金融業界では豊富な経験があります。

詳細については、ウェブサイト公式ブログをご覧ください。TwitterLINETelegramからも様々な情報を入手できますので、是非ご利用ください!

 

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