【イベント記事】第3回 しゃべくりMEXC(抹茶) ー 弱気市場を斬る!今、プロトレーダーの目に何が見えるのか?

2022年6月24日、MEXCはTwitter Spaceで「しゃべくりMEXC(抹茶)」を開催しました。第3回の「弱気市場を斬る!プロトレーダーの目に何が見えるのか?」というテーマでは、MEXCのHina氏を司会に、ゲストとしてNXDのTjay氏と専業トレーダーのカラス氏が参加してディスカッションを行いました。

本記事では、イベントのダイジェストをお伝えします。全編は以下の音声アーカイブをご視聴ください。

目次

1.登壇者紹介

2.イントロダクション

3.相場について

4.トレーディング戦略

5.Q&A

1.登壇者紹介

都合上、敬称略とさせていただきます。

Hina:MEXCの日本マーケティング担当者

カラス:トレーダー、兼業で仮想通貨の取引などを行う。

Tjay:ブロックチェーン専門家・NXD創始者

2.イントロダクション

Hina:今回は、弱気市場を斬る!というテーマでフリートーク形式で、話したいと思います。カラスさんよろしくお願いします。

カラス:よろしくお願いします。そうですね、まずは、Launchpadについて少し触れたいですね。Binanceが一強だけど、最近はbybitやMEXCやbitgetといった、他の取引所も頑張っていますよね。数万円の元手の資金が、数倍数十倍とかになったりすることがあるから、良いと思います。まだまだ広く知られてないから、需要もこれから増えるのではないでしょうか。相場が冷え切ってはいますが、こういうのはありなんじゃないかなと、思います。

3.相場について

Hina:いまの冷え切っている仮想通貨相場についてどう思いますか。なぜ相場が冷えているのでしょうか?ちなみに私はこの辺から上がっていくんじゃないかと思ってます。

カラス:売りがまだまだ足りないし、底をつける動きをしてないと思います。相場にはサイクルがあって、天井を付けた後には2~3年低迷期があるのが必要で、それが普通です。一旦グレートリセット的な感じになるんじゃないかなあ。マーケットというのは、動かしている大口の人たちがいて、それに準ずるべきだと考えています。

だから2025年くらいまでは、仮想通貨業界には苦しい年になると思います。したがって仮想通貨を買うのは、今ではないと思っています。

Hina:なるほど。しばらくは、いわゆる冬という事ですね。

カラス:世界的に見ても、株とかからも資金は抜けてて全体的に下がってますよね。それらと比較して圧倒的にマーケット規模の小さい仮想通貨はもっと下がるはずです。世界全体の、例えばアメリカの株とかゴールドに投下されている資金量に比べたら、仮想通貨に入っている資金の量ってほんの僅かなんですよ。

具体的には、BTCなら、13,000ドル~16,000ドルくらいまで下がると思ってます。そのあたりが、チャート的にも意識される価格帯です。

Hina:その辺はみんな買いたくて待っている価格帯かもしれませんね。

カラス:そうです。さらに言うなら、過去の値動き的にも、みんなが待っている価格帯を下回ってくるのが、仮想通貨です。中途半端な位置で買った人を焼いて、更に下に下がっていくことが多いですよね、急いで買わなくていいです。ちなみにHinaさんは何か仮想通貨を持っていますか?

Hina:少しだけ持ってます。大丈夫でしょうか?

カラス:まだまだ下がると思うし、下がった時に、「仮想通貨はオワコンだ。」「電子ゴミだ。」って言われるような時代が、以前と同様に、再び来ると思います。けれども、無くなることはないと考えています。なぜなら、価値の保存手段としては、便利だし、どこの国でも取引できるというのは非常に、魅力的だからです。

4.トレーディング戦略

Hina:トレーディング戦略を教えてください。

カラス:やっぱりその投資の基本って安く買って高く売る。これ以外にないです。当たり前なんですけど。

それとレバレッジをかけるFXより現物取引のほうがいいと思います。

株で生活している人は多いですが、FXで生計立ててる人って少ないですよね。

FXは現物取引に比べて、ポジションを長く保有せず、細かい売買をしていて、チャートを見てなきゃいけないから、時間も奪われる点には気を付けたいですよね。それは、勝ち負けとはまた別の話ですね。FXは勝っていても、リスクに見合わないと思います。

Hina:ありがとうございます。その他のことはないでしょうかね?

カラス:それと本題からはそれますけど、取引所の話も少しだけしますね。仮想通貨取引所の中では、つぶれるとこも、出てくるんじゃないかと思ってます。

取引所って、取引手数料を基本的に仮想通貨建てでユーザーから徴取しますよね。1BTCの価格が600万円の時と、30万円の時では、ドルベースで考えた時の手数料が異なりますよね。したがってBTCをはじめとした仮想通貨の価格が、下がれば下がるほど、取引所の儲けは少なくなるんですよね。

Hina:確かに。言われてみたら、そうですね。 いつ頃買うべきだとおもいますか?

カラス:いつ頃買うべきかという先ほどの話とつなげると、仮想通貨取引所が儲からなくなり、つぶれて、オワコンって言われるようになってからが、買い場が来るんじゃないかと思ってます。その時に買っていったらいいと思います。

Hina:そういう冬を乗り越えて、春が来るんですね。

カラス:そういうことになりますね。その春が来た時に一つ気を付けることがあって、春が来ても、上がらないコインってありますよね。何が言いたいかというと、銘柄選定も重要という事ですね。BTCが上がった時に基本的にほかのアルトコインも上がります。しかし通貨によって上げ幅は全く異なるので、買う通貨は選ばないといけないですね。例えばBCHなんかは今回のバブルでも、ETHと比べてもまったく上がっていなくて、上昇幅が少ないです。

5.Q&A

リスナー:BTCがこのまま下がっていったときに、1万ドルくらいまで下がるとしたら、どれくらいの時期になりそうですか?

カラス:時期は分からないです。この後の動きを見て考えます。時間はかかるというのは確かです。底を作って上がるとしたら、お椀のような底の形を作るのではないかと思っています。それとrippleは自分の中で指標だと思っていて、リップルの形が底を打ったと思ったら、それに合わせてBTCも買っていこうと思っています。あくまで経験則からくる話です。

リスナー:冬の間に仮想通貨やweb3を学ぶのはどうしたらよいですか。

カラス:

例えばweb3とかDAOはまだ発展途上の概念で、どんなに権威がある人の意見でも一意見に過ぎないです。だからtwitterのようなSNSで色々な人の意見を見て、雰囲気を楽しむのが良いと思います。

Tjay:

自分も同じ意見です。むしろ相場が悪いときほど、活発に情報発信している人は、頼りになると、思っています。下げ相場こそリサーチに時間をかけられる時だから、みんなで頑張っていきましょう。

MEXCグローバルについて

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