【6/6-6/10】MEXC週刊・暗号資産速報

MEXC Researchの統計によると、2022年6月6日から6月10日の時点まで、暗号資産業界では37件の重要な公開投資ラウンドが発生し、その資金調達額は6.53億ドルに達しました。このうち、Metaverse & NFT & GameFiセクターは1.25億ドル、DeFiとWeb3セクターは1.89億ドル、インフラ整備セクターは3.39億ドル、ブロックチェーンセクターは13.1億ドルの投資ラウンドを終了しております。

先週注目すべき重要なニュースとしては、Hop ProtocolがガバナンストークンHOPのエアドロップを開始し、MEXCに上場後、最高収益率が1900%を記録したことと、LunchDAO (LUNCH) と ShitCoin (SHIT) がMEXCに初上場、最高収益率がそれぞれ1300%と1488%を記録したことです。

I. Metaverse&NFT&GameFi

1.  NFTの投資事業組合追跡プラットフォームである「Floor」が6th Man Ventures主導で800万ドルの投資ラウンドを調達

6月9日、NFTの投資事業組合追跡プラットフォームである「Floor」は、6th Man Venturesが主導し、B Capital、Crypto.comなどが参加した800万ドルのシードラウンドを終了したことを発表しました。 Floorのモバイルアプリは現在完全にトークン制御されており、Floor NFT保有者のみがアクセスできるようになっています。

2.  ロールプレイングゲーム「Tatsumeeko」がDelphi Venturesなど主導の投資ラウンドで750万を調達

6月9日、Web3に移行する前に「Tatsumeeko」と名前を変えた多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム(MMORPG)Tatsu.ggは、750万ドルのシード投資ラウンドを完了したことを発表しました。 投資はDelphi Ventures、Bitkraft Ventures、DeFiance Capitalが主導し、Binance LabsとAnimoca Brandsが参加しました。 今回の資金調達により、同社は15名のチームを拡大し、また生産規模を拡大するために資金を使用する予定です。

3.  チェインゲームスタジオ「SuperTeam Games」がGriffin Gaming Partners主導の投資ラウンドで1000万ドルを調達

6月9日、チェーンゲームスタジオ「SuperTeam Games」は、Griffin Gaming Partnersが主導し、Forte、Powerhouse Capital、元Walt Disney CEO Michael Eisnerらが参加した1000万ドルのシードラウンドを完了しました。「SuperTeam Games」は、クロスプラットフォームのチェーンベースのスポーツゲームを開発しており、今夏にクローズドベータを開始する予定と報じられています。Forteは,「SuperTeam Games」にウォレット、NFTミンティング、取引などの機能を含むブロックチェーンインフラサポートを提供する予定です。

4.  チェーンゲーム「Superpower Squad」がEVG、Ankrの参加により、5000万ドルの評価額の私募を終了

6月9日、シューティングブロックチェーンゲームの「Superpower Squad」が、EVGとAnkrが参加し、5000万ドルの評価額で私募を完了し、資金額は公表していません。 今回の資金調達は、その後の高度なゲームモードやデスクトップ版の開発、GameFi分野でのプレゼンス拡大のために使用される予定です。 「Superpower Squad」は、スーパーヒーローをテーマにしたサードパーソンシューティングゲームで、60人以上のチームを持っています。 現在、Androidでベータ版が公開されており、iOS版も近日中に公開される予定です。

5.  ベトナム最大のチェーンゲームギルド「Ancient8」がC² Ventures主導の投資ラウンドで600万ドルを調達

6月9日、ベトナム最大のブロックチェーンゲームギルドとコミュニティ、GameFiインフラの開発者である「Ancient8」は、Makers FundとC² Venturesが主導し、Pantera Capital、6th Man Venturesなどが参加した600万米ドルの投資ラウンドを終了したと発表しました。 この資金調達ラウンドは、GameFiとメタバースのインフラを加速させるために、次世代のソフトウェア製品、コミュニティ、ギルドの構築に使用されます。

6.  NFTインタラクションプラットフォームである「Shil.me」が120万ドルの投資ラウンドを終了、OpenSeaが参画

6月9日、NFTインタラクションプラットフォーム「Shil.me」は、OpenSea Ventures、Folius、Zee Prime、Mask、およびPOAP創業者のPatricio、Nifty Island創業者のCharlesなどの個人投資家が参加する120万ドルの投資ラウンドを終了したと発表しました。 この資金は、ユーザーがNFTを表示、共有、取引、管理したり、Web3エコシステムの暗号資産を展示したりできるインタラクションスペースの構築に使用されます。

7.  メタバースプロジェクト「Chillchat」がFTX Venturesを中心とした650万ドルの投資ラウンドを終了

6月8日、Solanaをベースにした画素アートメタバースプロジェクトである「chillchat」は、FTX VenturesとCrypto.com Capitalが主導する650万ドルのシード投資ラウンドを終了したと発表しました。 「chillchat」は、Create To Earnを特徴とする画素アートNFTゲームのメタバースです。プレイヤーは、「Chillchat」のピクセルエディターを使って、キャラクター、ペット、エモート、アイテムなど様々なNFTを作成し、自分だけのアイデンティティと空間を構築し、メタバース内でカジュアルなアクティビティやソーシャル、冒険などを体験することができます。

8.  DeFi貸借プロトコルの「Euler Finance」がHaun Ventures主導で3200万ドルの投資ラウンドを終了

6月7日、ETHベースのDeFi貸借プロトコルである「Euler Finance」は、Haun Venturesが主導し、Variant、FTX Ventures、Jump Cryptoが参加した3200万ドルの投資ラウンドを終了しました。「Euler Finance」は今年後半にDAOを立ち上げ、ユーザーがオイラの開発と運営を管理し、コミュニティの資金の使い道を決定できるようにします。 

9.  チェーンゲーム開発者の「Oxalis Games」がAnimoca Brands参加で450万ドルの投資ラウンドを終了

6月7日、チェーンゲーム開発会社「Oxalis Games」は、Blocoreが主導し、フィンランドのゲーム大手Supercell、Animoca Brands、Ian LivingstonやJagex CEO Phil Mansellなどのエンジェル投資家が参加して、450万ドルの資金調達を完了したと発表しました。 近日発売予定のソーシャルチェーンゲーム「Moonfrost」のサポートに使用される予定です。

II. DeFi & Web 3

1. DeFiスタートアップの「Geode Finance」がMulticoin Capital主導の投資ラウンドで300万ドルを調達

6月10日、DeFiスタートアップの「Geode Finance」は、Multicoin Capitalが主導し、Eden NetworkとYield Yakが参加したシードラウンドで300万ドルを調達しました。「Geode Finance」は、ステーキングとバリデーター報酬の複数のレイヤーを組み合わせることで、DAO向けにカスタマイズのリキッドステーキングソリューションを提供するとされています。GeodeはまずAvalancheネットワークに展開され、その後Ether 2.0や他のPoSブロックチェーンに拡張される予定です。 

2.   マルチチェーンデータ集約と分析プラットフォームの「Blockpour」、WeMadeが参加した投資ラウンドで約330万ドルを調達

6月10日、マルチチェーンデータ集約と分析プラットフォームの「Blockpour」は、330万ドルのシード投資ラウンドを完了しました。韓国のゲーム大手WeMade、Algorand Foundation、Supra Oraclesなどが投資ラウンドに参加しました。BlockpourはDeFiアプリの指標をダッシュボードに集約し、現在Ethereum、Avalanche、Fantom、Polygonに対応しているとされています。Blockpourは、GameFi、NFT、ソーシャルプロトコルのデータをカバーしたいと考えており、第3四半期にエンタープライズサービスを立ち上げ、マルチチェーンのDeFiデータを機関投資家の顧客に提供する予定です。

3.   NeaベースのDeFiプロトコル 「Orderly Network」がThree Arrows Capitalの参加する投資ラウンドで2,000万ドルを調達。

6月9日、Nearをベースとした分散型取引プロトコルの「Orderly Network」は、Three Arrows Capital、Pantera Capital、Jump Crypto、Alameda Researchが参加した2000万ドルの投資ラウンドを完了したことを発表しました。この資金調達は、従業員の採用、新規および既存製品の開発、新たなパートナーシップの構築に使用される予定です。

4.   NFT分析ツールの「Curio」、776 Managementが主導の投資ラウンドで370万ドルを調達

6月9日、NFT解析と閲覧ツールの「Curio」(旧Ikaria)は、Reddit共同創業者Alexis Ohanianのベンチャーキャピタルである、776 Managementを中心とした370万ドルのシード投資ラウンドを完了したと発表しました。これまでの資金調達総額は510万ドルに達しています。「Curio」が提供するNFTデータには、希少性、フロアプライス、平均販売価格、数量などが含まれています。現在、「Curio」はOpenSeaのデータを統合しており、近い将来、LooksRareのデータも統合する予定です。

5.   DAO管理プラットフォームの「Samudai」、A&T Capitalが参加する投資ラウンドで250万ドルを調達

6月8日、分散型自立組織(DAO)プラットフォームの「Samudai」は、250万ドルのプレシード投資ラウンドを完了したと発表しました。この資金調達ラウンドには、A&T Capital、FTX Ventures、Sino Global Capital、Coinbase Venturesなどの有名な投資家が参加しました。「Samudai」は、7月中旬に小規模なアルファテスト版、2022年後半にパブリックベータ版を上場する予定です。

6.   仮想不動産市場「Parcl」が400万ドルを調達、Framework Venturesが主導

6月8日、仮想不動産市場「Parc」lは、Framework Venturesが主導し、Fifth Wall、Blizzard Fund(Avalanche)などが参加して、400万ドルのシード投資ラウンドを完了しました。現在、ParclはThe Sandbox、Decentraland、NFT Worlds、Voxels、Somnium Space、Monaなど、ETHの主流の暗号資産世界における不動産物件を集約しているとされています。

7.   DAOプラットフォームの「CharmVerse」、Spartan Groupが参加する投資ラウンドで380万ドルを調達

6月8日、DAOプラットフォームの「CharmVerse」が、Spartan Group、Culture3、Red Building Capital、OpenSea Venturesが参加したシード投資ラウンドで380万ドルを調達ししました。「CharmVerse」は、DAOの入職、ボーナス管理、提案、プロジェクトトラッカー、データリポジトリを1つのプラットフォームに集約し、DAOの貢献者が日々の仕事を調整するプラットフォームとなることを目指しています。また、ユーザーが暗号資産ウォレットにログインし、DAOトークンやNFTでWorkspaceをアンロックできるプラットフォームでもあります。

8.   Web3エンターテイメント企業「Adim」が、a16zが主導する投資ラウンドで500万ドルを調達

6月8日、有名な俳優でプロデューサーのRob McElhenneyが設立したWeb3エンターテイメント企業「Adim」は、a16zが主導するシード投資ラウンドで500万ドルを調達しました。Rob McElhenneyは、「It’s Always Sunny in Philadelphia」に出演していると言われています。「Adim」は、公開オーディションで100名のクリエイターを募集し、これらのクリエイターに対して「コアキャラクター」NFTを発行します。ただし、このNFTは譲渡不可で、保有者が作成したIPの著作権収入の証明としてのみ使用されます。

9.   ビジュアルEコマースプラットフォームの「Nfinite」が、Insight Partnersを中心とした投資ラウンドで1億ドルを調達

6月7日、SaaSベースのビジュアルeコマースプラットフォームの「Nfinite」は、Insight Partnersが主導し、元の投資家であるUS Venture Partnersが参加のシリーズB投資ラウンドで1億ドルを調達しました。「Nfinite」はこの資金を、SaaSベースのビジュアルeマーケティング・プラットフォームの急速な普及と3D市場の拡大のために、同社の事業を拡大するために使用する予定です。また、「Nfinite」社は、メタバースの可能性を追求するWeb2およびWeb3アプリケーションに対応したビジュアルアセットを提供します。

10.  クリエイター向けソーシャルマーケットプレイス「Calaxy」、Animoca Brands主導の投資ラウンドで2600万ドルを調達

6月7日 、クリエイターのためのオープンなソーシャルマーケットプレイスである「Calaxy」が、TheHBAR FoundationとAnimoca Brandsが主導し、Polygon Studiosが参加した2600万ドルの投資ラウンドを完了したと発表しました。現在までの「Calaxy」の総資金調達額は3350万ドルに達しています。「Calaxy」は以前、技術系起業家のSolo CeesayとNBA Brooklynネッツのスター選手Spencer Dinwiddieによって共同設立され、そのトークンCLXYによって稼働しています。

11.  Web3データの新興企業「Navigate」、Distributed Globalが主導する投資ラウンドで760万ドルを調達

6月7日、シンガポールのWeb3スタートアップ「Navigate」は、Distributed Globalが主導し、Kraken Ventures、Outlier Ventures、イギリスのヘッジファンド億万長者Alan Howardが参加した760万ドルのシード投資ラウンドを完了したと発表しました。「Navigate」のプラットフォームには、Navigate MarketplaceとNavigate Dappsが含まれる予定です。Navigateのビジネスアイデアは、ユーザーがプラットフォーム上でデータを共有し、報酬としてNVG8トークンの暗号資産を提供することです。

12.   会計ツールの「Cryptio」、 Point Nineが主導するシリーズA投資ラウンドで1000万ドルを調達

6月7日、暗号資産会計ツールの「Cryptio」は、ヨーロッパのベンチャーキャピタルPoint Nineが主導し、BlueYard Capital、Alvenなどが参加したシリーズA投資ラウンドで1000万ドルを調達しました。この資金は、採用、製品開発、上場企業や機関投資家への製品提供の拡大に使用されます。

III. インフラの整備

1.   暗号資産ハードウェアウォレットメーカーBalletが投資ラウンドで1300万ドルを調達,Draper Dragonが主導

6月10日、暗号資産ハードウェアウォレットメーカーの「Ballet」は、Lightspeed China PartnersとDraper Dragonが主導し、Ribbit CapitalとSky9 Capitalが参加した1300万ドルのシリーズA投資ラウンドを完了したと発表しました。「Ballet」は、電子部品を使用しない物理的な暗号資産ストレージデバイスであると報告されています。業界標準とオープンソース技術で構築され、100以上の暗号資産と50以上のNFTを同時に保存することができます。このウォレットは6つの米国特許を取得しています。

2. プライバシーとIDセキュリティ会社の「443ID」、Silverton Partnersが主導する投資ラウンドで800万ドルを調達

6月10日、プライバシーとIDのセキュリティ企業である「443ID」は、Bill Wood VenturesとSilverton Partnersが主導する800万ドルのシード投資ラウンドを完了したことを発表しました。この新しい資金調達は、IDアクセス管理、サイバーセキュリティ、暗号資産、アドテク、オープンソースインテリジェンス(OSINT)の専門家を採用し、同社のOSINTアイデンティティグラフを構築し、同社の最初の製品であるOSINT RiskとSignalPrintを強化するために使用される予定です。

 3. 暗号資産会社「Tiptop Labs」は、a16zが主導する投資ラウンドで2300万ドルを調達

6月10日、暗号資産会社「Tiptop Labs」は、Andreessen Horowitz(a16z)が主導し、Sam Altman、Naval Ravikant、Gokul Rajaramが参加した2300万ドルのシリーズA投資ラウンドを完了しました。「Tiptop Labs」は、Uberが買収したフードデリバリーサービス会社Postmatesの創業者であるBastian Lehmannが設立しました。同社は2022年2月にデラウェア州で登記された。Tiptop Labsの情報によると、同社は法定通貨と暗号資産をリンクさせた金融ソリューションを構築する予定です。

4. 分散型ソフトウェア組織の「PartyDAO」、a16zが主導する投資ラウンドで1640万ドルを調達

6月10日、分散型ソフトウェア組織「PartyDAO」は、a16zが主導し、Standard Crypto、Compound Cryptoなどが参加する投資ラウンドで1640万ドルを調達しました。「PartyDAO」は、NFTグループ入札プラットフォーム「PartyBid」を運営しており、PartyBid V1バージョンを上場しました。PartyBidの目的は、人々が資金をプールし、チームという形でNFTを購入できるようにします。 

5. 暗号資産決済スタートアップの「Request Finance」が投資ラウンドで550万ドルを調達、Animoca Brandsが参加

6月9日、暗号資産決済スタートアップの「Request Finance」がシード投資ラウンドで550万ドルを調達し、ベンチャーキャピタルBalderton Capitalとゲーム会社のAnimoca Brandsが参加しました。また、VCのXAngeや、Aaveの創業者Stani KulechovやThe Sandboxの共同創業者Sebastian Borgetといったエンジェル投資家を惹きつけました。新たな資金調達は、スタッフの増員や製品のマーケティング強化に充てられる予定です。

6. 投資アプリ「Front」が資金調達ラウンドで550万ドルを調達、Streamlined VCが主導

6月9日、マルチアセット投資アプリの「Front」は、Streamlined VC、WndrCo、Rembrandt VCなどが主導するシード投資ラウンドで550万ドルを追加調達しました。「Front」のシード資金総額は1000万ドルを超えました。2021年8月の上場以来、「Front」の関連資産は最近6億ドルを超え、Robinhood、Coinbase、Ameritrade、Alpacaなどのプラットフォームを含む150以上のブローカーと統合しています。「Front」はクロスアセットクラス(株式、暗号資産、Alts、NFTなどを含む)ポートフォリオとデータアグリゲーションサービスを提供しています。

7. フィンテック新興企業「SecureSave」、FTXが参加する投資ラウンドで1100万ドルを調達

6月9日、フィンテック新興企業「SecureSave」は、Truist Venturesが主導し、Stearns Financial Services Inc.とFTXが参加した1100万ドルの投資ラウンドを完了したと発表しました。「SecureSave」は、雇用主が従業員に対して、緊急時貯蓄口座(ESA)という形で給与以外の経済的利益を提供することを支援します。一方、今回の資金調達ラウンドにおけるFTXの投資は、暗号資産分野への拡大のためのサポートとなる可能性があります。

8. 暗号資産カストディアン「Entropy」、a16zが主導する投資ラウンドで2500万ドルを調達

6月9日、分散型暗号資産カストディアンの「Entropy」は、a16zが主導し、Coinbase VenturesとRobot Venturesが参加する投資ラウンドで2500万ドルを調達しました。「Entropy」は、分散型セルフカストディソリューションを通じて、暗号資産の保有方法を変えることを目的としています。「Entropy」は1月初め、195万ドルのプレシード投資ラウンドを完了しました。

9. スタートアップ「Gelt」がJump Capitalの参加する資金調達ラウンドで400万ドル調達

6月8日、暗号資産貯蓄サービスのスタートアップである「Gelt」は、NFX、Village Global、Jump Capitalが参加する400万ドルのシード投資ラウンドの完了を発表しました。「Gelt」は、DeFiを理解していないユーザーがブロックチェーン上の貯蓄口座を利用できるようにすることを目的としています。同社は現在、主に貯蓄口座サービスを提供しており、また暗号資産保険会社Nexus Mutualと協力して預金に保険を提供し(上限10万ドル)、ユーザーの資金の安全性をさらに高め、そしてより多くの人々が暗号資産市場を探索することを開拓する原動力となっています。

10. 暗号資産管理会社「Valkyrie」、BNY Mellonが参加した投資ラウンドで1115万ドルを調達

6月8日、暗号資産管理会社「Valkyrie」は、Coinbaseのベンチャーキャピタル部門と伝統的な金融大手BNY MellonとWedbush Financial Servicesが参加する戦略的投資ラウンドで1115万ドルを調達しました。調達した資金は、より多くの機関投資家を暗号資産分野に取り込むことを目的とし、同社のインフラ構築の継続に使用される予定です。

11. 「Skolem」、Galaxy Digitalが主導する投資ラウンドで2,000万ドルを調達

6月8日、データと取引執行サービスを提供する「Skolem」は、Galaxy Digitalが主導し、Point72 VenturesとJump Cryptoが参加したシリーズA投資ラウンドで2000万ドルを調達しました。調達した資金は、金融機関のDeFiへのアクセスをさらに支援するために、新しいスタッフの採用や同社の技術力の向上に充てられます。

12. アルゴリズム対応の株式アドバイザーアプリの「Delphia」、Multicoin Capital主導の投資ラウンドで6,000万ドルを調達

6月8日、アルゴリズム対応の株式アドバイザーアプリの「Delphia」は、Multicoin Capitalが主導し、Ribbit Capital、FTX Venturesが参加するシリーズA投資ラウンドで6000万ドルを調達しました。調達した資金は、従業員数を拡大し、「Delphia」に個人データを共有することを望むユーザーに報いるためのネイティブトークンを上場するために使用される予定です。「Delphia」のモバイルアプリは、手数料無料のアクティブ運用のロングオンリー戦略を提供しており、最低投資額は10ドルのみです。また、約2,500の米国株式をカバーするロングショートオンリー戦略のヘッジファンドを認定投資家向けに提供しています。

13. エクアドルの暗号資産決済プラットフォーム「Kushki」が、Kaszek Venturesが参加する投資ラウンドで1億ドルを調達。

6月8日、暗号資産決済プラットフォーム「Kushki」は、Kaszek Ventures、SoftBank Latin America Fund、Dila Capitalの参加により、「ユニコーン」に入る評価額でシリーズB投資ラウンドで1億ドルを調達しました。エクアドルに本社を置く「Kushki」は、ラテンアメリカの企業がグローバルに暗号資産決済を処理できるような決済インフラを提供しています。同社は、今回の資金をインフラ導入の加速に充てる予定です。現在、ラテンアメリカの5カ国のみで事業を展開しています。

14. 「MachineFi Lab」、Samsung Nextが主導する投資ラウンドで1,000万ドルを調達

6月7日、 IoTeXのコア開発チームである「MachineFi Lab」が、Samsung Next、Draper Dragon Fund、Jump Capitalがリードし、HashKey CapitalとIOSG Venturesが参加する評価額1億ドルのシード投資ラウンドで1000万ドルを調達しました。「MachineFi Lab」は、分散型アプリケーション(dapps)を通じて、実世界のモノのインターネット(IoT)デバイスデータの収集をインセンティブとしています。今回の資金調達は、プラットフォーム開発、採用、プラットフォーム上に構築される可能性のある初期段階のプロジェクトのインキュベーションに使用されるとしています。

15. 暗号資産の税務と会計プラットフォームの「Ledgible」、EJF Capital主導の投資ラウンドで2,000万ドルを調達

6月7日、 暗号資産の税務と会計プラットフォームの「Ledgible」は、EJF Capitalが主導し、JAM FINTOP、Thomson Reuters Venturesなどが参加したシリーズA投資ラウンドで2000万ドルを調達しました。この資金調達は、「Ledgible」の製品提供の拡大、および専門家による課税と企業会計の2つの中核分野におけるチームの拡大に使用されます。また、製品に対する需要の高まりに対応するため、増加する機関投資家パートナーや会計事務所をサポートするためのさらなる拡大も含まれます。

16. スタートアップの「Mash」が、Castle Island Venturesが主導する投資ラウンドで600万ドルを調達

6月7日、 Lightning Networkを利用した決済プラットフォーム「Mash」が、Castle Island VenturesとWhitecap Venture Partnersが共同主導し、Maple VC、Strategic Cyber Venturesなどが参加したシード投資ラウンドで600万ドルを調達しました。「Mash」は、今回の資金調達により、決済プラットフォームの構築、暗号資産体験クリエイターとの連携、エンジニアリング、マーケティング、セールス、ビジネス開発の各チームを成長させるとしています。

IV. ブロックチェーンファンド

1. 「BitCoke」、ベンチャーキャピタル部門を設立し、3億ドル規模のファンドを立ち上げ

6月9日、ハイブリッド先物取引所の「BitCoke」は、投資部門であるBitCoke Venturesを設立し、3億ドルの投資ファンドを立ち上げると発表しました。この投資ファンドは、Huobi、AKG Ventures、Redline DAO、Mint Venturesなどがサポートしています。主にパブリックチェーン、ウォレット、GameFi、NFT、Web3などの分野の初期プロジェクトに投資し、マーケティング、トークンエコノミー、ローンチパッド、マーケットメーカーなどの投資後のサービスも提供する予定です。

先月、「BitCoke」はHuobiが主導する戦略的投資ラウンドで2000万ドルを調達しました。

2.「 Arrington Capital」は1億ドルのMoonbeamグロースファンドを立ち上げ

6月9日、暗号資産投資機関「Arrington Capital」は、Moonbeam 財団と提携し、PolkadotのEVM互換のMoonbeam パラチェーンのための1億ドルのエコシステムファンドを立ち上げると発表しました。Moonbeam グロースファンドは、同ネットワークのさらなる発展と成長を促すことを目的としています。このファンドは、Moonbeamネットワーク初のエコシステムファンドです。すべての資金は、Polkadotの相互運用性の可能性を活用した新しいユースケースや、Polkadotを超える革新的な一般メッセージパッシング技術を含み、マルチチェーンアプリの開発と拡張を行う新しいプロジェクトを支援するために使われる予定です。このファンドは、DeFi、マーケットプレイス、NFT、ゲームなど、すべてのカテゴリーのプロジェクトに利益をもたらすことを目的としています。

3. VCの「Felix Capital」がWeb3やサステナビリティスタートアップを支援する6億ドルのファンドを立ち上げ

6月8日、ロンドンのベンチャーキャピタル「Felix Capital」は、欧州と北米の20〜25のWeb3とサステナビリティススタートアップに投資する6億ドルのファンドを立ち上げました。各新興企業には500万〜1000万ドル程度の投資が行われる予定です。「Felix」は2015年に設立され、消費者向けのスタートアップに注力しています。以前は暗号資産ハードウェアウォレットのLedgerに投資していました。第4回(現在)の投資ラウンドにより、運用資金の総額は12億ドル(9億5700万ポンド)に達する。

4.「 Ledger」はCathay Innovationと提携し、Web3、DeFi、NFT、DAOに特化した1.1億ドルの暗号資産ベンチャーファンドを立ち上げる

6月8日 、暗号資産セキュリティプラットフォーム「Ledger」は、ベンチャーキャピタル会社Cathay Innovationと提携し、Web3、DeFi、NFT、DAOに焦点を当てた1億1千万ドルの初期段階のベンチャーファンドを立ち上げました。Ledger Cathay Capitalという名前のファンドは、フランスの公的投資銀行Bpifranceの支援を受けています。この結合体は、セキュリティ基準を維持しながら、Web3のイノベーションを加速させるためのリソース、ネットワーク、潜在的なパートナーシップを解き放つことを目的としています。

5. 「Solana」、韓国のWeb3スタートアップを対象に1億ドルの投資と助成ファンドを立ち上げ

6月8日、Solana VenturesとSolana Foundationは、韓国のWeb3スタートアップに投資する1億ドルの投資と助成ファンドを立ち上げました。このファンドは、韓国のゲームスタジオ、GameFi、NFTs、DeFiに焦点を当てます。このファンドは、ベンチャーキャピタルのプール資金に加え、Solanaコミュニティトレジャリーからの資金もサポートされています。

先週から注目の重要イベント 

1. HOPガバナンストークンのエアドロップが請求受付開始

6月10日、クロスチェーンブリッジの「Hop Protocol」は、ガバナンストークンHOPのエアドロップの請求受付を開始しました。コントラクトアドレスは0xc5102fe9359fd9a28f877a67e36b0f050d81a3ccです。HOPの初期流通供給量は5480万枚となっています。ユーザーはエアドロップを請求する前にガバナンスの担当者に委託する必要があります。5月に入り、「Hop Protocol」はHop DAOの設立と、HOPトークンの発行を発表しました。初期の経済モデルでは、HOPの総供給量は10億枚であり、その8%が初期ユーザーにエアドロップされることになっていました。一方、MEXCに初上場して以来、最大収益率は1900%を記録しています。

2. コミュニティで人気のNFTプロジェクト、ShitCoin(SHIT)がMEXCに初上場し、最大上昇率は1488%を記録

6月6日-人気NFTプロジェクトShitCoin (SHIT)がMEXCに初上場しました。SHITの中核コンセプトは、これまでのBAYCとAzukiに挑戦することである:すべては糞である。SHITはill poop it nftによって合成されます。NFTを2個合成するごとに、100億SHITを獲得することができます。SHITはフェーズ3のNFTを合成するための材料購入に使用されます。SHITの総供給量は100兆枚で、そのうち39.05兆枚がエアドロップされ、25兆枚がVitalikウォレットのアドレスに転送され、残りがステーキングによって採掘されます。

3. バフェットとのランチを入札、LunchDAO(LUNCH)がMEXCに初上場し、最大収益率は1330%を記録

LunchDAOはバフェットとのランチに入札するDAO自治組織で、バフェットとその背後にある伝統的な金融を暗号資産産業に参入させることを目的としています。今年がバフェットランチの最終回となり、6月12日から17日までオークションが行われると言われています。MEXCに上場して以来、LunchDAOガバナンストークンのLUNCHは1330%の最大上昇率を記録しました。

MEXCグローバルについて

2018年4月に設立されたMEXCは、700万以上のユーザーを持つ暗号資産取引所で、現物、信用、先物、レバレッジETF、デリバティブ取引、ステーキングなどのサービスをワンストップでユーザーの皆様に提供しています。コアメンバーは国際的な企業や金融会社出身で、ブロックチェーンや金融業界では豊富な経験があります。

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