仮想通貨トレードの基本│指値注文・成行注文・トリガー注文の使い分け

注文の方法

取引を効果的に行うには、適切な注文方法を選択することが重要です。

MEXCでは、あらゆる市場状況に対応できるよう、複数の注文タイプをご用意しています。

本記事では、初心者から上級者まで役立つ3つの基本的な注文方法について詳しく解説します。

取引画面

1.指値注文

指値注文は、購入、もしくは売却値段を自分で指定して注文を行う方法です。

ユーザーは、スピードよりも価格を優先させる場合にこの注文方法を使うことができます。

指値注文が、既にオーダーブック(板)に反映されている注文とすぐにマッチングされる場合、注文はすぐ約定します。

指値注文が、既に登録されている注文とすぐにマッチングされない場合、オーダーブック(板)に反映させることで、​​流動性を高めることができます。

指値注文の利点は、指定した価格での約定が保証されることですが、約定しないリスクもあります。

2.成行注文

成行注文は、現在の市場価格で直ちに執行される注文です。

ユーザーの方は、価格よりも約定スピードを優先される場合に、この注文方法を利用することができます。

成行注文は、注文の執行を保証することができますが、執行価格は市場の状況に応じて変動する可能性があります。

3.トリガー注文

トリガー注文は、最新の市場価格を基準としてトリガー価格が設定されます。

マーケットがトリガー価格に到達すると指値注文が発注されます。
下図を例に説明します。

トリガー注文

上記がBTC/USDTの取引ペアの現在のオーダーブック(板)であるとすると、売却注文は赤で、購入注文は緑で表示されます。

指値注文の場合では、ユーザーの方が 60000 USDTの指値注文で0.1 BTCを購入したい場合、価格が60000 USDT以下の売却注文がオーダーブック(板)に出るのを待つ必要があります。

成行注文の場合では、ユーザーの方が成行注文で0.1 BTCを購入したい場合、ユーザーの方の取引価格は市場の最良価格である60,004.17 USDTとなります。

トリガー注文の場合では、ユーザーの方が市場価格が65,000 USDTに達したときに66,000 USDTで0.1 BTCを売却して利確を行いたい場合、ユーザーの方はトリガー価格を 65,000 USDT に、価格を 66,000 USDT に設定することができます。
市場の最新の取引価格が 65,000 USDT に達すると、66,000 USDT で 0.1 BTC を売却するという指値注文を市場に出し、取引を待つことになります。

最後に

MEXCでは、あらゆる取引スタイルに対応できる多様な注文方法を提供しています。

初心者の方は成行注文から始め、取引に慣れてきたら指値注文やトリガー注文も活用することで、より戦略的な取引が可能になります。

市場の状況を見極め、自分の取引スタイルに合った注文方法を選ぶことで、より効率的な資産運用を目指しましょう。

免責事項:暗号資産の取引には大きなリスクが伴います。 本資料は、投資、税務、法律、財務、会計、コンサルティングまたはその他の関連サービスに関するアドバイスを提供するものではありません。資産の購入、売却または保有を推奨するものでもありません。 リスクを十分に理解した上で、慎重に投資を行ってください。利用者のすべての投資行動は本サイトとは関係ありません。

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