現物取引とは

現物取引は、一定の価格における暗号資産の買い手と売り手間の取引を指します。ほとんどの暗号資産取引は通常、ステーブルコインのテザー(USDT)を使用して価格設定がされており、ほとんどの取引ペアは、BTC/USDTやETH/USDTなどで行われてます。したがって、通常USDTを使用してBTCを購入するか、BTCを使用してUSDTと取引します。これには先​​物やレバレッジは含まれません。

さらに重要なこととして、その場で取引が完了するため、これらの取引は現物取引と呼ばれています。

なぜ現物取引が必要なのか

現物取引には、利便性とスピード感があり、かつ低コストで取引ができるという利点があります。つまりは法定通貨を使用して暗号資産と両替する代わりに、保有したい暗号資産を両替するために暗号資産を保有するということになります。

一例として、BTCを保有していてETHを購入したいという場合は、BTC / ETHの現物取引ペアを介して交換するだけで済み、それに対して料金を支払う必要があるのは1度きりとなります。
さらに、現物取引には、匿名性が高く、暗号化された資産を引き換えることができるという優れた特性もあります。

現物取引を行う方法

Step1. MEXC Webサイトにログインし、トップメニューバーの[ 取引 ]-[ 現物取引 ]をクリックして、現物取引ページに移動します。

 Step2.現物取引画面の紹介

  • (1)24時間の取引高
  • (2)注文板(購入)
  • (3)注文板(売却)
  • (4)ローソク足チャートとテクニカルインジケーター
  • (5)取引タイプ:現物取引/レバレッジETF取引/信用取引/先物取引/OTC
  • (6)注文の種類:指値注文/成行注文/トリガー注文
  •          指値注文は、指定した価格で暗号資産を売買できる注文タイプのことを指します。
             成行注文は、リアルタイムの市場価格で暗号資産を売買できます。
             トリガー注文は、トリガー価格に達したときに設定した注文が自動的に発注される注文タイプです。
  • (7)暗号資産を購入
  • (8)暗号資産を売却
  • (9)取引ペア
  • (10)全取引履歴
  • (11)指値注文/トリガー注文/注文履歴

Step3.資金を現物アカウントに振替をする

現物取引を開始する前に、現物アカウントに暗号資産の準備が必要です。また暗号資産の購入方法についてはいくつか種類があります。

P2Pマーケットで購入する際は、上方にあるメニューバーの[ OTC取引 ]をクリックしてOTC取引選択画面に移動し、法定通貨アカウントから現物アカウントに転送します。
または、暗号資産で現物アカウントに暗号資産を入金します。

Step 4.暗号資産の購入

デフォルトの注文タイプは指値注文です。より早く暗号資産を売買したい場合は、成行注文に切り替えることができます。成行注文を選択することにより、現在の市場価格で即座に取引することができます。

一例としてBTC / USDTの市場価格が61,000であり、特定の価格、たとえば60,000で0.1 BTCを購入したい場合は、指値注文を行うことができます。

市場価格が設定価格に達すると、注文が実行されます。当該現物アカウントに0.1BTC(手数料を除く)が入金されます。

Step5. 暗号資産の売却

BTCを即座に売却したい場合は、成行注文に切り替えることができます。

売却数量0.1を入力して、取引を即座に完了します。

BTCの市場価格が63,000USDTの場合、現物アカウントには6,300 USDT(手数料を除く)が含まれます。

まとめ

MEXC現物市場でUSDTで取引をし、USDT以外の暗号資産を購入することができます。現物取引に加えて、MEXCは先物取引レバレッジETF取引信用取引などの他の商品を提供しています。これらの商品をより知っていただくには、関連記事をご読下さい。

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