Samourai Wallet開発者のKeonne Rodriguez氏は、獄中書簡第7号でFPC MorgantownからFCI McKeanへの移送を記録しました。通常なら約4時間の距離だった移送が30日に及んだ経緯は、本人の拘束環境とBOP移送手続きの負担を読む手がかりになります。
- Rodriguez氏が獄中書簡第7号で移送過程を記録
- FPC MorgantownからFCI McKeanへの移送が30日に
- 6月5日の移送告知と6月8日の申請否認が起点
- 第7号はOklahoma City経由の拘束環境が焦点
約4時間の移動が30日に延びた経緯
Keonne Rodriguez氏は、長く書簡を出せなかった理由として、6月の大半と7月の一部をFPC MorgantownからFCI McKeanへの移送に費やしたことを挙げています。本人の説明では、その間は手紙を書くための紙、ペン、切手、簡易的な電子メールシステムにほとんどアクセスできませんでした。
書簡は、FCI McKeanに到着して6日後に移送の記録を書き始めたものです。Rodriguez氏は、この移送を「人生で最悪の30日」と位置づけ、当初は約4時間の移動で済むはずだった距離が、30日間の拘束移動に変わったと説明しています。
本人は、今回の書簡を長さのため2部構成になる見込みだと書いています。第7号で扱われている中心は、FCI McKeanでの生活全体ではなく、6月初旬から始まった移送手続きと、その途中で経験した拘束環境です。
移送許可申請の否認と6月10日の出発
Rodriguez氏は6月5日、薬物・アルコール治療プログラムのためにFPC Morgantownから移送されると告げられたとしています。本人の説明では、このプログラムは修了まで約9〜10か月を要し、修了すれば刑期が1年短縮される可能性がありました。
同氏は同じ6月5日、自費で新しい施設へ移動する「transfer furlough」を正式に申請しました。申請の根拠として、最低警備区分であること、裁判前に約2年の釈放期間を過ごしたこと、自主出頭したこと、収監後に規律違反の報告がなかったことを挙げています。
しかし、6月8日に申請は理由の説明なく否認され、Rodriguez氏は通常の移送手続きに入ることになりました。6月10日午前6時にはReceiving and Dischargeに呼ばれ、衣服の支給、身体検査、足首と手首への拘束具、腰の鎖を付けられたうえで、ほかの移送対象者とともにバスへ乗せられたと記録しています。
Oklahoma City経由で記録された拘束環境
6月10日の移送では、Morgantownから6人が同じ日に移動したとされています。バスは約5時間後にGreenbriar Valley Regional Airportへ到着し、Rodriguez氏はUS Marshalsが運用する航空機でOklahoma Cityへ向かったと説明しています。
Oklahoma City到着後は、空港内の収容施設に入り、口や足の確認、拘束具の取り外し、留置室での待機、再度の身体検査、ボディスキャナーなどを経たと記されています。本人はFTC Oklahoma CityをBOPの公式な移送拠点と表現し、最低警備区分の収容者だけでなく、異なる警備区分の収容者と同じ移送過程に置かれたと書いています。
書簡の後半では、同施設内の居住区への移動、相部屋の割り当て、寝具不足、夜間も消えない照明などが記録されています。Rodriguez氏は、移送の途中でFCI McKeanでの生活について詳しく書く前に、まず6月初旬からの移送過程を整理したいとしています。
