現物グリッド取引とは?
現物グリッド取引は定量的な取引戦略と自動的な取引実行で、ユーザーは与えられた価格範囲内で自動的に安く買い、高く売ることによって、市場のボラティリティから利益を得ることができます。
ユーザーは最小と最大の価格範囲、グリッド数、および投資金額を指定するだけで、現物グリッドを実行できます。
暗号資産における定量的取引戦略を自動化された形で実行することは、トレーディングボットまたはクリプトボットとも呼ばれ、そのメリットは以下の通りです。
-反復作業を軽減
-取引チャンスを活用
-取引リスクを軽減
現物グリッド取引を始めるには?
1.MEXCの公式サイトにてログインし、「取引」→「定量的取引」をクリックします。
2.「定量取引」ページにて、「ストラテジープール」→「グリッドの作成」をクリックします。
3.パラメータを設定し、「作成する」をクリックすると、現物グリッドが実行されます。
パラメータ設定の説明
- 取引ペア:取引したい暗号資産取引ペア(例:BTC/USDT)を選択します。
- 下限値:買い付けを行う際に設定した最低値です。市場価格がこの価格より下がると、購入を停止します。
- 上限値:売り出しを行う際に設定した最高値です。マーケット価格がこれより上がると、売却を停止します。
- グリッド:配置するグリッドの数です。
*注:システムは(グリッド数 – 1)に設定されていますので、理想のグリッド数が5の場合は6と記入してください。
- 価格差(自動計算):(上限-下限)÷(グリッド数の合計 – 1)
- 1グリッドあたりの利益(自動計算):各グリッドの売買注文をマッチングさせた後の利益率。
- 投資通貨:ユーザーが投資したい暗号資産を選択することができます。例えば、取引ペアが BTC/USDT の場合、BTC、USDT、BTC + USDT のいずれかに投資することができます。
- 投資金額:投資したい金額(現物口座で利用可能な資産に基づく)、現物グリッドを実行するためには、投資金額は最低投資金額を満たす必要があります。
- 最低投資金額(自動計算):価格差とグリッド数により計算されます。
– 価格差が大きくなると最低投資金額は大きくなります。
– グリッド数が大きくなると最低投資金額は大きくなります。
- 詳細設定(オプション)
-トリガー価格: 市場価格がトリガー価格を上回ったとき、または下回ったときにグリッドオーダーをトリガーします。
-損切り価格:基準通貨を売ることができる最低価格を示します。基準通貨の市場価格が損切り価格を下回ると、システムは自動的にその通貨を売って損切りを行います。
-利益確定価格:市場価格が設定した利確価格に達すると、自動的に取引を停止し、利益保証を維持するために決済を行います。
- 終了時にBTCを売却する(チェックあり):現物グリッド取引を終了する際に、ビットコインなどの保有銘柄をもとに自動的に決済します。このボックスをオフにすると、現物グリッド取引終了後も、この銘柄を保有し続けることになります。
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