Solflareは10月27日、ステーキング用バリデータ(ブロックへの投票を通じ、運営者と委任者の報酬に関わる参加者)を運営する外部プロバイダーで鍵に関するセキュリティ事故が起き、報酬生成が停止していると説明しました。確認時点で155万SOL超が委任され、元本は影響を受けていないとする一方、新バリデータへの移行日と補償条件は示されていません。
- Solflareバリデータの報酬生成は停止しています
- Stakewizで155万9,012 SOLの委任を確認
- Solflareは委任SOLの元本に影響なしと説明
- 新バリデータへの移行日と補償条件は未提示
外部プロバイダーの鍵事故と報酬の停止
Solflareは10月27日、同社のステーキング用バリデータを運営する外部プロバイダーから、Solflareバリデータの鍵に影響するセキュリティ事故の通知を受けたと説明しました。これを受け、同バリデータは報酬の生成を停止しているとしています。Solflareの説明では、プロバイダー名、事故が起きた時点、鍵への影響の具体的な内容は示されていません。
ソラナのバリデータは、ブロックへの投票を通じて運営者と委任者に報酬をもたらします。ステーキング状況を表示するStakewizでは、確認時点で1,559,012 SOLがSolflareバリデータに委任され、同バリデータは遅延状態と表示されていました。エポック1070では投票クレジットもゼロとされており、バリデータが停止している間は委任者の報酬も発生しない状態です。
委任SOLの管理と利用者資金への説明
Solflareは、委任されたSOLの元本は影響を受けていないと説明しています。委任SOLは利用者自身のステークアカウントに置かれ、その管理は利用者の鍵に委ねられているため、バリデータの鍵を保有する側が委任者のアカウントからステークを引き出すことはできないという説明です。
同社は、今回の事案で利用者資金には触れられていないとしています。一方で、元本への影響がないという説明と、バリデータ停止中に報酬が発生しないことは別の事項です。
新バリデータへの移行と補償条件の未確定部分
Solflareは新しいSolflareバリデータへ切り替える方針を示し、委任中のステークも移す必要があると説明しました。現時点では利用者の操作は必要ないとされ、今後のアプリ更新で移行手順を案内する予定です。移行開始の日付は示されていません。
報酬は、新しいバリデータ上でステークが有効になるまで停止したままとされます。Solflareは移行する利用者向けの補償計画を検討しているものの、補償額や算定方法は明らかにしていません。移行手続きはSolflareアプリ内でのみ行うとしており、ダイレクトメッセージやリンクで連絡することはないと説明しています。移行経路が利用可能になれば、同社はXで告知する予定です。
