SecuritizeはStellarを統合し、トークン化金融商品の発行と継続管理に対応する計画を示しました。実現すれば、同社のプラットフォームを使う資産運用会社はStellarをネットワークの選択肢に加えられます。一方、最初の商品、発行主体、提供開始時期は示されていません。
- SecuritizeがStellarで発行・継続管理を計画
- Securitizeは資産運用会社がStellarを選べる仕組みを計画しています
- StellarのRWA価値は10月28日時点で約37億7,000万ドル
- BUIDLは2024年11月に5ネットワークへ展開
SecuritizeによるStellar統合計画
Securitizeは、トークン化金融商品の発行・管理に使うネットワークにStellarを加える計画を公表しました。同社のプラットフォームを通じて商品をブロックチェーン上で扱う資産運用会社は、Stellarを選択肢の一つとして利用できるようになる見込みです。
今回の統合では、Stellar上でトークン化金融商品の作成と継続管理に対応する計画です。Stellarは、Securitizeが対応するネットワークの一つに加わることになります。
Stellar上で予定する商品発行と継続管理
Securitizeは、Stellar上で金融商品のトークン化と、発行後の継続的な管理を扱う予定です。最初に取り扱う商品、発行主体、提供開始時期は示されていません。対応する資産の詳細は後日共有するとしています。
トークン化の対象や提供時期が明らかになれば、資産運用会社がStellarをどのような商品に利用するかが具体化します。現時点で示された範囲は、Stellarを発行・管理の選択肢として追加する計画です。
Stellar上のトークン化資産の規模
rwa.xyzのデータでは、10月28日時点でStellar上のRWA(現実資産をトークン化したもの)の価値は約37億7,000万ドルとされ、Ethereum、BNB Chain、Solanaに続く4位でした。Franklin Templetonは、すでにStellar上でトークン化されたマネー・マーケット・ファンドを運用しています。
Securitizeの共同創業者兼CEOであるカルロス・ドミンゴ氏は、StellarのRWA分野での位置付けと、機関投資家によるトークン化需要の拡大に言及しました。ただし、RWAの規模や順位と今回の統合計画の間に因果関係が示されたわけではありません。
既存ネットワーク展開へのStellar追加
Securitizeがトークン化を担うBlackRockのBUIDLファンドは、2024年11月にEthereumからAptos、Arbitrum、Avalanche、OP Mainnet、Polygon PoSへと対象ネットワークを広げていました。今回の計画は、Securitizeが扱うネットワークの拡大にStellarを加える内容です。
同社は9月末時点で約50億ドルのトークン化証券を扱っているとし、Apollo、BlackRock、BNY、Hamilton Lane、KKR、VanEckなどの資産運用会社と連携しています。Stellarで最初に発行される商品は、現時点では明らかにされていません。
