TRM Labsは、x402プロトコル上の約1億9890万件、5270万ドル相当の決済を分析し、大半がAIエージェントによるものではないと結論づけました。利用件数と自律的なAIエージェント決済の実態を分けて読む必要があります。
- 分析対象は約1億9890万件の決済です。
- 金額は約5270万ドルです。
- TRMは大半をAIエージェント由来と判定せず
- 利用規模と自律決済の実態を分ける視点
1億9890万件と5270万ドルの分析
TRM Labsは、x402プロトコルを使った約1億9890万件の決済を調べました。取引金額の合計は約5270万ドルです。
x402は、HTTPリクエストに対する支払いを暗号資産で処理するためのプロトコルです。今回の分析は、プロトコル上で動いた決済の件数と金額を対象にしています。
AIエージェント由来とみなされない決済
分析の結論は、x402上の決済の大半がAIエージェントによるものではないというものでした。大量の決済が存在していても、そのすべてがAIエージェントが自律的にサービスを選び、支払った結果とは限りません。
この区別を置くと、プロトコルの利用量と、AIエージェントが自分で資金を動かした量を分けて把握できます。今回示されたのは、後者が決済全体の中心ではないという分析結果です。
決済量と自律性を分ける視点
x402の件数や金額は、プロトコルがどれだけ使われたかを示す指標です。一方、AIエージェントの自律決済を測るには、誰が支払いを開始したのか、どのような処理が自動化されていたのかを区別する必要があります。
TRMの分析期間や、AIエージェント由来と判定する割合の詳細は示されていません。現時点で読み取れるのは、約1億9890万件・5270万ドルの分析に基づき、大半をAIエージェント決済とは扱わなかったことです。
