S&P Globalが主導する戦略投資で、KaikoのシリーズBは1億1000万ドルへ拡張されました。BNP ParibasやNasdaq Venturesなども参加し、デジタル資産とトークン化金融を支える市場データ整備が資金の用途になります。
- シリーズBは5300万ドルから1億1000万ドルへ拡張されました
- BNP Paribas、Nasdaq Ventures、RBCなどが参加
- デジタル資産とオンチェーン金融のデータ整備が用途
- Kaikoは150超の取引所・プロトコルをカバー
シリーズB拡張と参加企業
今回の調達では、S&P Globalが主導してKaikoへの戦略投資を行い、既存のシリーズBを1億1000万ドルへ拡張しました。4年前の調達額は5300万ドルで、今回の拡張によってラウンド全体の規模が広がっています。
参加企業には、BNP Paribas、Nasdaq Ventures、RBC、Coinbase Ventures、DRWが含まれます。伝統金融と暗号資産分野の双方から投資家が集まり、市場データ企業の成長資金を支える構成です。
トークン化金融を支えるデータ用途
Kaikoは、調達資金をデジタル資産のマーケットデータ事業と、オンチェーン金融インフラ向けのデータ整備に充てます。対象には、トークン化された国債、マネー・マーケット・ファンド、株式、債券が挙げられています。
トークン化された金融商品が24時間動く市場で扱われると、取引所の営業時間を前提にしたデータだけでは足りません。価格、取引量、流動性を継続的に扱う市場データ基盤が必要になります。
150超の取引所・プロトコルのカバレッジ
Kaikoは150を超える取引所とプロトコルをカバーしています。調達資金は、この既存のカバレッジをデジタル資産市場とトークン化金融の双方へ広げるために使われます。
出資比率やバリュエーションは示されていません。今回の調達で確認できるのは、S&P Global主導の資金拡張、参加投資家、そして市場データとオンチェーン金融インフラへの投資方針です。
