9月16〜17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、BTCは7万8000ドル近辺へ上昇しながら、50週移動平均の約7万7400ドルを下回って週を始めました。先物ポジションや納税期限も重なるなか、81,700ドルの抵抗線を上抜けるかが次の焦点です。
- FOMCは9月16〜17日に開催予定
- BTCは50週移動平均約7万7400ドルを下回って週開始
- 先物ネットショートはレバレッジドファンドで39,877BTC
- 81,700ドルが相場の次の抵抗線として意識されます
50週移動平均と81,700ドルの抵抗線
BTCは50週移動平均の約7万7400ドルを下回って週を開始しました。CryptoQuantは、新しい強気相場に入ったと確認するには81,700ドルの抵抗線を上抜く必要があり、その上にも88,700ドルまで抵抗帯が続くとの見方を示しています。
これは価格が81,700ドルに届けば上昇が確定するという意味ではありません。現在の水準からどこまで戻せるかを測る目安として、移動平均と抵抗帯を分けて見る場面です。
先物ポジションと納税期限
ネットショート(売り建玉が買い建玉を上回る差)は、CFTCデータでレバレッジドファンドが約39,877BTCとなりました。前週の約38,208BTCから増えていますが、ロングも増えており、数字だけで市場全体が一方向に弱気とは判断できません。
FRBのForm PF集計では、ヘッジファンドが第2四半期に4000億ドル分のポジションを積み増しました。さらに9月15日の米国の納税期限が銀行準備を吸収する要因として意識され、FOMC前の資金の動きに影響する可能性があります。CFTCの数値には報告と実際の保有の間に時間差がある点にも注意が必要です。
株安局面でのBTCとFOMC後の分岐
9月14日はAI開発の減速を求める動きがハイテク株を圧迫し、Nasdaq100先物は1.65%下落しました。同じ時間帯にBTCはUTC深夜比で1.9%上昇して7万8000ドル近辺となり、相対的な堅調さを見せました。
ただし、FOMCの結果は記事作成時点で確定していません。今後は50週移動平均を回復できるか、81,700ドルの抵抗線に近づけるか、先物のショートとロングが同時に増える状態がどう変わるかが分岐点になります。
