暗号資産取引所BitMartで新たなハックが確認された後、創業者のSheldon Xia氏はセキュリティチームが深刻な人員不足にあると説明しました。Bitqueryは約39万1,000ドルの不審な送金を特定しており、Xia氏は再編手続きの中でもデータと資産を保護する対応を続けていると述べています。
- BitMart創業者Sheldon Xia氏が説明した深刻な人員不足
- Bitqueryは約39万1,000ドルの不審な送金を特定しました
- Mercado Bitcoinハックとの関連を巡るXia氏の暫定的な疑い
- Xia氏が説明した中核システム維持とデータ・資産の保護対応
新たなハック後に示されたセキュリティ人員の不足
暗号資産取引所BitMartの創業者Sheldon Xia氏は、新たなハックを確認した後、組織再編の中でセキュリティチームが深刻な人員不足にあるとXへの投稿で述べました。Xia氏によると、従業員への脅迫と元従業員による報復があったとの主張が、技術人材を引き留める取り組みを複雑にしたといいます。
Xia氏は、中核システムを維持するため、主要な技術スタッフに個別の説得を行ったと説明しました。セキュリティチームの人員が不足した状態でも、データと資産を保護する対応を続けていると述べています。
Bitqueryが特定した約39万1,000ドルの不審な送金
Xia氏はハックの規模を少額と説明した一方、具体的な金額は明らかにしませんでした。ブロックチェーン分析会社Bitqueryは、BitMartに主として関連付けられたウォレットから、3つのブロックチェーンにまたがる約39万1,000ドルの不審な送金を特定しました。
Bitqueryは資金を、Mercado Bitcoinで発生した4,600万ドル超のハックへの関与が指摘されたウォレットまで追跡したとしています。この追跡結果を受け、Xia氏は二つの事件に関連がある可能性を暫定的に疑いました。両事件のつながりが確認されたという説明ではありません。
取引終了予定と再編案
BitMartは7月、8月26日に取引を終了する予定と、2027年1月に業務を停止する予定を公表しました。再編案には利用者向けの潜在的な回復策が3案示され、例として流動資産の分配と資産回収に連動するトークンが挙げられました。
BitMartはこの案について、12月または翌年1月に裁判所の承認を求める計画です。これらの再編手続きは、今回Xia氏がセキュリティ人員の不足を説明した状況の背景にあります。
