暗号資産取引所Binanceは、SignalPlusから潜在的なセキュリティ上の問題の報告を受け、同サービスに紐づく全APIキーを削除したと説明しています。SignalPlus経由の注文機能は停止し、利用者はポジションと未約定注文を確認した上で、再接続時に新しいAPIキーを作成する必要があります。
- BinanceがSignalPlus連携の全APIキーを削除
- SignalPlus経由の注文機能は停止、新規キー作成が必要
- 利用者はBinanceでポジションと未約定注文を確認します
- IPホワイトリストの設定と再接続条件が焦点
SignalPlus連携APIキーの一斉削除と接続停止
暗号資産取引所Binanceは11月5日、第三者取引プラットフォームSignalPlusから潜在的なセキュリティ上の問題の報告を受けたとして、同サービスに紐づく全てのAPIキーを削除したと説明しました。Binanceはこの措置を即時の予防措置と位置付け、自社システムに影響はなく、利用者資金は安全だとしています。
SignalPlusは暗号資産オプションやデリバティブの取引ツールを提供するサービスです。APIキーは、外部サービスが利用者の取引所アカウントへ接続し、口座データの閲覧や注文の発注を行うための認証情報です。今回の削除により、SignalPlusを通じてBinanceアカウントへ注文を出す機能は停止し、再び連携するには新しいAPIキーの作成と紐付けが必要になります。
ポジション・未約定注文の確認と再接続の条件
BinanceはSignalPlusの利用者に対し、Binanceへ直接ログインして保有ポジションと未約定注文を確認するよう求めています。SignalPlusが問題の解決を確認するまで、APIキーを再接続しないよう案内しました。
また、APIキーを使う際には、接続を許可するインターネット上のアドレスを限定するIPホワイトリストを有効にするよう案内しています。これにより、許可されていないアドレスからAPIキーを使えないようにする仕組みです。
第三者連携先に求めたセキュリティ確認
Binanceは、同社と連携する他の第三者プラットフォームにも、セキュリティ管理の見直し、不審な活動の監視、懸念が見つかった場合の速やかな連絡を求めました。今回の措置は、SignalPlusとの接続に使われていたAPIキーを対象としたものであり、API連携を利用する外部サービスの管理が焦点となっています。
未公表の問題の内容と影響範囲
SignalPlus側で報告された問題の具体的な内容、SignalPlus経由で接続していたアカウント数、利用者に損失が生じたかどうかは示されていません。Binanceは自社システムに影響はなく、利用者資金は安全だと説明しています。
